旦那が見ない郵便物から困った事に

発達障害の旦那マイルール コミックエッセイ編
私は専門家ではありません。
ネスケの場合と、私の調べた事を私なりの解釈で書いています。
参考程度にお読みください。
 
 
何事も「先延ばし」にする旦那ネスケですが。
 
中でも毎回「先延ばし」にする事があります。
 
それは、郵便物を見ないことです。
 
「あとで見る」というネスケですが、たぶん一生見ないでしょう…。
 
今回は、ネスケが郵便物を見ない事で困った事が起きた時の話です。
 
 
 
 
 
 

郵便物を見ない事で困った事が起こる

 

郵便物を見ない発達障害の旦那

 

 

 

 

詳しく解説(先延ばしについて)

 

先延ばしにする旦那

結婚前から玄関の下駄箱の上には、ネスケ宛ての郵便物が溜まっていました。

ネスケからすると、郵便物への優先度はかなり低い。
(これは、現在も変わらず)

もともと、何かを読むという事はネスケにとっては苦手な事です。

ここで、ADHDの特性と言われている「先延ばし」が発動します。


●「先延ばし」にする理由は、ネスケの場合こんな感じでです。

・めんどう

・目の前の楽しさを優先

・どれから手をつけていいか分からない

・苦手な事

 

こう思った時には「あ~後でやる」と、先延ばしにします。

今回の出来事も、「あとで見る」と言いながら、ずっと見なかった事が原因。

溜まった郵便物の中に、電気料金の督促状があったわけですが…。

それ以前に、電気料金の支払いも忘れていた。

『なぜ、引き落としにしないの?』と、思いますが。

引き落としの手続きさえ「先延ばし」にしてしまっていた。

ネスケ自身は、「やらなきゃ」と思っているんです。

「やらなきゃ」と思っているのに、なぜやらないのか?

 

ADHDの方は、感情のコントロールが苦手と言われています。
「めんどうだ」という感情にとらわれやすいと、私が読んだ本にはありました。

ADHDの方は、やる気スイッチがなかなか入らないそうです。

脳の機能のうち、やる気を行動に移す機能が上手く働いていないということらしい。

この本によると、ADHDの方の場合は、『前頭前野』と『側坐核』という部位で、ドーパミンなどが上手く働いていないのではないかと言われていると書かれていました。

 

ネスケ子が参考にした本

 

 

ちなみに、うつ病などの場合でも「先延ばし」とは違いますが、『やるべきことがあってもなかなか始めない』という状態になるようです。

ADHDの特性からと違うのは、『やる気』です。

うつ病の場合では、『やる気』そのものがなくなってしまいます。

しかし、ADHDやASD、つまり発達障害の方がうつ病を発症する事もあります。

二次障害ですね。

二次障害では、うつ病以外にも発症しやすい病気があります。

 

 

 

 

 

詳しく解説(マイルールについて)

発達障害の旦那マイルール

 

困った事が起きた当時、私たちの生活にかかるお金は折半というより、分担でした。

光熱費、家賃は、ネスケ。

食費、雑費は、ネスケ子。

なので、電気代はネスケが担当。

そして、旅行から帰宅して電気代をすぐに払うという状況の中。

ネスケは

「俺もう今、お金ない…。」

コンビニで支払うので、コンビニのATMでおろせばよいのでは?と、思いますよね。

ここで、ネスケのマイルール(こだわり)が出てきます。

・銀行のATM以外では出金しない。
(時間外の場合も含む)

手数料がかからない時にお金をおろす。

これが、ネスケの中のルールです。

電気が止められていて、電気も点かない(もちろん冷蔵庫も困る状態)、給湯もできない、という状況でも、ネスケのマイルールは変わりません。

そこで言い合いをする元気もなかった私は、「私が払ってくる!」とコンビニへと走ったわけです。

そして、ネスケは『帰宅したらシャワーを浴びて寝る』と決めていた。

電気が点かない真っ暗の中、給湯が使えないので水シャワーを浴びていました。

マイルールに反する事をしようとすると、ネスケ曰く

・『なんか気持ち悪い』

・『落ち着かない』

・『とにかく無理』

という事です。

タスク管理が苦手なネスケも最近では、前日や当日の朝に予定を決めるのですが。

決めた予定がずれはじめて、時間がないとしても

決めた予定を無理やり進めようとする時があります。

以前に比べたら、ある程度は状況に応じて諦める事ができますが、それでも『落ち着かない』という気持ちになるようです。

マイルールや、予定通りに行う事が出来ない時などに『パニック』を起こすことも少なくありません。

マイルール、予定通りに行うことは、『心地よい』と感じる。

マイルール、予定通りなどを乱されると、『とにかく落ち着かない』ようです。

この部分には、「こだわり」という固執性が関わっているようです。

 

ネスケの場合は、嫌な思いをした事などに対しても「こうやる事は嫌な事だ」という事もあるようです。

嫌な思いをした事を「しない」という事にも「こだわり」が出ている気がします。

状況や背景を見る事が苦手という特性と、嫌な思いをした事が強く残るという特性などが絡み合い、「こだわり」が強く出ている事が多いと感じています。

これらの事は『経験値』を積むことで、変わってきていると私は感じています。

 

 

 

 

 

 

 

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