主語がない旦那 その理由の1つ

話をしている時の様子嫁 ASDの話
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。

 

発達障害(ASD+ADHD)と、診断されている旦那ネスケの嫁ネスケ子です。
タイトルの「主語がない旦那 その理由の1つ」ですが。

 

どういう事?と、思いますよね。

 

ネスケは、いきなり話し始めますが

 

主語がないので、なんの話をしているか分からない時が多いのです。

 

そして、その理由の1つが最近何となくわかりました。

 

どうしてわかったのかというと、ネスケの通院している病院の心理士さんに聞いたのです。

 

違う事を聞いたのですが、それならこの「主語がない」ネスケの話もそういう事なのかな?と、過去を振り返り考えた私です。

 

今回は、ネスケの「主語がない」について

 

 

心理士さんに伺った事や、私が感じた事など書いてみたいと思います。

 

 

こちらの記事も併せてお読みください。
旦那の話し方の特徴(ASD編)
発達障害と診断されている旦那ネスケの話し方には特徴があります。特性が大きく関係しています。それは、どんな感じなのか?1つずつ説明してみたいと思います。ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)の特性を持っている旦那ネスケですが、今回はASDの特性が関係している話し方の特徴をネスケの場合として書いていきます。

 

 

 

 

 

主語がないってどんな感じ?

ネスケとの会話は、いきなり始まります。

いきなりです。

主語がない発達障害の旦那 言ったつもり

主語がないまま、こちらが「どういうこと?」なんて聞いても

答えがないまま繰り返したりします。

最初の頃は「主語がない」なんて言っていました。

 

最近では、私が何回も「何の話?」なんて聞くと、ネスケは怒り始めるので、正直めんどくさいです。(笑)

 

この会話は、ほぼ毎日なのですが。

今日も、昨日も、ありました。(笑)

急に始まるんです。

 

主語は、ネスケの中にあるの?

言ったつもりで話をしているのかな?

などなど、いろいろ私は思っていました。

そういう時もあると思いますが、違う理由があるという考えが私の中に浮かんできたのです。

 

 

 

 

 

 

主語がないというか前の話が戻ってくる?

旦那の病院で話をした

 

先月、ネスケの通院している病院にネスケの両親と一緒に行ったのですが。

その時に、ネスケの家族もカウンセリングが受けられるという話を聞き、私も今月からカウンセリングを受ける事になりました。

そして、ネスケが遅れて怒り始める時があるという話をしました。

これは、どういう事なのでしょう?と、心理士さんに聞きました。

その時、心理士さんに見せた自作の漫画がこちら

急に怒り始める旦那

20分以上前の事で、急に起こり始めたんです。

怒鳴っているネスケに対して、怖いという思いと共に

「一体、何を怒っているの?何の話?」

と、なりました。

 

心理士さんと話をするまで、ネスケは『急に思い出して怒った』と、思っていたんです。

・頭に浮かんできて怒っている。

・思い出して怒っている。

 

これ、少し違うみたいです。

 

 

 

 

 

 

前の事で怒り始めた時の理由

嫁考えた

心理士さんの話では、ネスケの時間の流れが私とは違うという話でした。

「どういう事?」ってなりますよね?

 

例えば、会話中でもいいんですが。

1つの話の様子を、AからBまでとしてみます。

 

Aから始まって、Bで終わる。

その時、私は話をしていて、AからBを見る事ができる。

話をしている時の様子嫁

私の、AからBまでは直線です。

同じ会話をしているネスケはどうでしょう?

会話の様子旦那

ネスケは、AからBを見る事ができません。

そして、Bまでの道のりも直線ではなく、曲がっていたり遠回りになります。

私は、AからBを見る事ができて直線なので、Bに早くたどり着けますが

ネスケは、AからBを見る事が出来ない上に、回り道などをして遅くたどり着きます。

時間の経過が違うんです。

 

10分で私が着いても、ネスケは1時間過かってたどり着く。

なんか、回りくどい説明になってしまいましたが。

 

ネスケが、その会話の結論にたどり着いた時には、私の中ではもう時間がかなり経っているという事なんです。

ネスケにとっては、その事を考えている時間ですが、私にとっては「もう終わっている会話」なんです。

主語がないと思っていた会話も、ネスケの中では『1時間前の会話の続きなんです。』

心理士さんとのカウンセリングの後も、もちろん主語のない話はあったのですが

良く話を聞いてみると、確かに『少し前の会話の続き』だったんです。

私からすれば『なに?いきなりその話なの?』と、思っていたんですが

『なるほど…。』と、なりました。

そして、最近その事に気づいたわけでもなく、ネスケが主語のない話の時に

『ちょっと、話は戻るかもしれないけど…』

と、いう回数が増えました。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

確かに、『会話の続き』を話している時もありますが

明らかに、ただの『主語のない話』の時もあります。(笑)

ただ、今までネスケの事を見ているようで見ていなかったな。とも、思いました。

『いきなり何っ!』では、なかったわけです。

ネスケの中では、『続いていた話』なんですよね。

 

私は、急に思い出して話をしていると思っていました。

なので、急に起こり始めた時も、ネスケの中で話が整理され、話の最後までたどり着いた時に

『イラッ』としたという事です。

なるほど…。

1つの事が、耳から入ってきて、処理して、理解して、考える、この工程に時間がかかる。

これは、いろいろな本や、ネスケの心理検査の結果にもあった事ですが、いまいち私は理解していなかったという話でした。

まあ、喧嘩の時には考えるの無理ですけど。(笑)