旦那とのコミュニケーションとは?②

気持ちを想像できない 発達障害の話
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。
 
発達障害(ASD+ADHD)と、診断されている旦那ネスケの嫁のネスケ子です。
 
 
今回は、前の記事の補足みたいなものです。
 
 
ネスケとの会話で困ってしまう事などを、前回の記事の続き(補足)な感じで書いてみたいと思います。
 
 
 
 
 
 

思ったことを口に出してしまう

思った事を言ってしまう

これ、多いですね。

はい、多いです。

最近では、ネスケも堪えたり、言ってしまった後にフォローしたりしますが。

頭に浮かんだことを言ってしまって、相手を不愉快にさせることがあります。

時には、私ではなく他の人と話している時に、相手が気にしている事を言ってしまったりもするので、これは言った本人も困りますね。

(相手はもっと困るか、怒る)

ちなみに、私が隣にいたら、私も困ります。

ただ、ネスケは言おうとしても、一呼吸おいて考えるという事が最近できているようです。

昨日も、会社に新しく入った人に対して、言おうと思ったけどやめたと聞きました。

言おうとした内容を聞いて「よくぞ、我慢した!」と思ってしまうような内容だったので、ある程度気をつけることが出来ることなんだなと思いました。

と、思ったら

先日外食に行ったとき、隣の席の人がうるさくて、ネスケが席を変わりたいと店員さんに伝えた時「席が寒かったですか?」と言われ、ネスケは「隣の人がうるさすぎて」と正直に伝えていました。

少し間が空いて「あ、さっきのは寒かったって言えばよかったね」と、言っていたので「そうだね」と伝えたという事がありました。

 

この「思ったことを言ってしまう」というのも、コミュニケーションの困難になります。

たぶん、内容によっては

相手が怒ってしまったり、不愉快になる。
 
 
 
 
 

相手の気持ちを汲み取れない

気持ちを想像できない

 

「察することができない」

「状況や感情に応じて」

「自分の発言で相手がどう思うか?」

 

これらの事が、とても苦手です。

苦手というのは、ある程度は気をつける事ができるという事です。

(気をつけられる人もいれば、無理な人もいる)

自分の発言で相手がどう思うかというのが想像できなかったり、発言すべきではない時に発言してしまったりという所があります。

これも、相手を不愉快にさせしまったり、傷つけてしまう事だったり、場の空気を悪くしてしまうことになります。

例えば、相手が悲しみを伝えていた時に

「その悲しみを受け取ることができず(理解できず)相手にさらなる悲しみを与えてしまう」なんて事も、私には容易に想像できてしまいます

実際、私もネスケの発言で追い打ちをかけらた事があります。

さらなる悲しみです…。

相手の立場になって発言するという事が苦手なんです。

 

よく例に挙げられているのは

家庭にトラブルを抱えている人に、家族の事を聞いたりなど

これは聞いてはいけないという事などを、察することができません。

 

私もネスケに言われたことに対して

「なんで、そんな事を言うの?ひどいよ!」なんて事を言ったことが数えきれないほどあります。

ですが、最近のネスケは言う前に一言添える、言う前に考えるなどしてくれます。

「こんなことを言うのは悪いけど」

「これを言うのは気にするかもしれないけど」

 

と付け加えて話をしてきて、内容を聞いた私は

「えっと、それのどこが気にする内容なの?」と、なることも多い。

 

やはり、気持ちを考えるという事が苦手なようです。

場を悪くしたことに気付き、取り繕うと発言すればするほど、ドツボにはまるなんてこともあります。

相手が怒ったとしても、「怒った」という事は分かりますが「どうして怒ったか?」という事に気づくのは難しいと思います。

 

 

あいまいな表現が苦手

あいまいな表現が苦手

「あれ取って」

ネスケ:あれって?

 

「あれどうなった?」

ネスケ:あれって?

 

「だいたいで良いからやっといて」

ネスケ:だいたいってどのくらい?

 

「適当にやっておいて」

ネスケ:適当ってどのくらい?

 

「さっきのどう思う?」

ネスケ:え?いつ?

などなど…。

曖昧な指示や、曖昧な聞き方は、理解しづらいようです。

具体的に、的確に言ってほしいとネスケは思っています。

LINEなどで、やり取りをしていて、少し前に聞いた事の返答を催促する時

「さっきのどうする?」

「さっきのってなに?」

これ聞き方によっては怒られちゃいます。

本当に少し前に聞いた事や、それしか聞いてなくてもこうなります。

口頭でのやり取りは特に苦手なので、ここは具体的に伝えることが必要だと思います。

微妙なニュアンスなどが通じないのです。

 

ASDの方は、話し言葉を捉えるというのが苦手なようです。

私は頼み事などがある時は、メモ書きをして渡しています。

口頭より、文章で伝える。

ここも、コミュニケーションの困難ですね。

ただ、今LINEには便利な機能がありますよね?

 

「リプライ」です。

これで、ラインでのやり取りはスムーズになりました。

 

このように、リプライを使って返信したりしています。

何に対しての返信かというのが、分かりやすいのでスムーズにやり取りができます。

その他にも、何を聞いていて、何を教えてほしいかを明確に伝える事もしています。

 

どちらか選んでもらうスタイルです。

私が聞きたかったのは、弟君と出かけるネスケに対して

ご飯を食べて家で用事をするのか、それともご飯を食べた場所で用事を済ませて家には寄らないかということでした。

ま、弟君が来るなら簡単に片付けをしたり、部屋着ではなく普段着でいなければ!など、気をつけなければならない事があったので、知りたかったのです。

ただ、最近のネスケとのLINEを見てみると「リプライ」ばかりです。

 

 

 

 

まとめ

やはり、会話というのは

・相手の表情などを読み取る

・相手の状況を察する

・背景なども読み取る

・会話のキャッチボール大切

・相手の気持ちを想像する

・相手の言葉を理解する

・自分の気持ちを言葉で表現する

 

これらの事が、会話をするうえで必要だと思いますが。

これが苦手なのが、ASDの方の特性といえます。

ASDの特性だけではなく、ADHDの特性も絡んでくるので、ネスケの場合はASDの人より空気が読めて、ADHDの人よりは落ち着きがあるという感じなのですが。

ネスケが自分の特性を考えるようになってから、ある程度気をつけられることも増えてきたと思います。

なので、本人の気づきっていうのは本当に大事だと思う。

診断されても気づけない人は多いと思います。

ネスケも、気づくようになったのは最近だと感じます。

本人が気づかないと、対策や工夫をしようと身近な人が思って実行しても上手くいかないです。

私も、ネスケの特性を考え、対策・工夫を考えネスケに伝えたりしてきましたが、本人が実行しなければ何も変わりません。

 

自分の苦手な事を自分で気づくのが大切だと思います。

 

 

その他の話し方の特徴の記事も書いています。