発達障害 仕事について調べてみた【仕事に悩んでいる人用】

発達障害の話
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。

 

 

発達障害を持つ方の仕事について、ざざっと調べてみました。

 

ちなみに、発達障害(ASDとADHD)と診断された旦那ネスケは、クローズで働いております。

 

 

以前、クローズ就労とオープン就労について書いた記事があるので併せてお読みください。

 

ASDに向いている仕事、ADHDに向いている仕事とそれぞれにあります。

ネスケのように、ASDとADHDを併発している方もいます。

 

 

 

 

ASDに向いている仕事、向いていない仕事

 

 

 

ASDの人は、コミュニケーションが苦手と言われています。

なので、人と関わる仕事より自分のペースで黙々とできる仕事が向いているようです。

 

●内容が決まっている仕事
・マニュアルがしっかりある
・同じことの繰り返し
●対人関係を持たなくていい仕事

・クレーム対応などをしなくていい環境
・接客をしなくていい環境
●好きな事を仕事にする

・興味がある事だと能力を発揮しやすいから
・興味のある事だと継続する事が得意

 

 

臨機応変な対応が、苦手なところがあるので、内容がきっちりとマニュアル化されているとやりやすいという方が多いようです。
同時に複数の事をするのが苦手なので、一つの作業を淡々とするほうが上手くいく。

 

 

接客などの対人関係の必要がある仕事が苦手という方は多く、お客さんと関わらなければならない接客業より、パソコンに向かって黙々と作業するほうが合っている。
電話対応が苦手な人が多いとありますが、何をすればいいかマニュアルとしてあるコールセンターの仕事は割と合うようです。

 

 

なら、職種としてはどうか?

 

ASDの人に向いている仕事

プログラマー

●エンジニア

●研究者

●webデザイナー、ゲームデザイナー

●翻訳

●校正

         etc…

ASDに向いていない仕事

●接客

●調理師(同時に複数の事をやらなければならないから)

●営業職

向いている仕事と、向いていない仕事とありますが。

あくまでも一例で、向いていると言われている仕事と、向いていないと言われている仕事です。

 

向いていると言われている仕事は、人と接する事のない一人で黙々とできる系の仕事です。

 

コミュニケーションをとらなければいけない仕事や、同時に複数の事をしなければいけないという仕事は向いていないとされます。

 

ネスケの場合

ネスケも一人で黙々としている仕事は好きなようです。

ネスケの場合、今現在の仕事が特性とは合っていない接客業なので、お客さんと接する時にコミュケーションが取れなかったり、お客さんの要望を理解するのに時間がかかってしまったりと苦労しているようです。

ルーティン化されている仕事はこなしますが、急な対応をしなければならない時は、パニックもしくはフリーズしていると思います。

 

 

 

 

ADHDに向いている仕事、向いていない仕事

 

 

ASDの人が、マニュアル化されている仕事や、ルーティン化された仕事が得意なのに対して、ADHDの人は変化のある仕事が向いているようです。

 

単調な仕事だと集中力が維持できない
・決まりきった作業や単調な作業は集中力が続かない
・座ったままの仕事より立ち仕事
発想の良さを生かす仕事

・斬新なアイデアなどが得意
期限が守れない所がある

・進歩状況などを管理してくれる人がいる事がいい
・持ち物の確認なども

 

動きのある仕事がいいと言われています。
集中力の継続が苦手だったり、飽きやすいという所があるので、同じことの繰り返しの仕事という単調な仕事には向いていない。

 

時間の管理が苦手なので、期限が守れない事も。

 

落ち着きがなかったり、待つことが苦手、ペースが合わないとイライラしてくる。
このような事が、気にならない仕事が向いているようです。

 

ADHDに向いている仕事

●クリエイティブな仕事(不注意の傾向の強い人)

 ・デザイナーなど

●営業職など

一か所に留まる事の少ない仕事(多動・衝動性の傾向の強い人)

●プログラマーなど(興味関心のある事に集中できる傾向の人)

・システムエンジニア

・研究職

ADHDに向いていない仕事

●事務職

・総務、経理、公務員、銀行員など

●単調な仕事

・工場の流れ作業

ADHDの人は、自由な働き方が合っているとも言われています。
そして、斬新なアイデアや発想力、自由に動ける起業家なども向いているとも言われています。
ASDの人が、単調な仕事が向いているのに対して、ADHDの人は単調な仕事が苦手です。
 

 

 

ネスケの場合
ネスケの場合は、ASDとADHDを併発しているので、ASDだけの人よりはコミュケーションがとれているし、ADHDだけの人よりは集中できる。
けれど、イレギュラーなミスが多く、忘れる事も多いし、一つの作業をしている時に他の事を頼まれると、それまでしていた作業を中断してそのまま忘れてしまう
けれど、単調な仕事などは飽きずにできる。そして、コミュニケーションは取れるけれど、雑談など意味のない会話は苦痛に感じる。

 

 

 

 

スキルアップするために

 

自分にどんな仕事が合っているのか分かっている人は少ないのではないでしょうか。

自分に何が出来るか?

少しでも興味がある事の勉強をするのもいいかと思います。

その中で、自分に合ったものが見つかるかもしれません。

 

プログラミングやWebデザインなどを勉強したいけれど、どうやって勉強したら分からない、どこで学べばいいか分からない。という方もいると思います。

独学でも出来るけれど、独学ではなくどこかで学びたい。

 

 

 

COACHTECH

 

 

「COACHTECH」は、授業をしない短期型プログラミングコーチングスクールで、2ヶ月間で、デザインから、Webサイト制作、Webアプリケーション制作を学ぶことができるとのこと。

生徒一人一人に、専属のコーチがついてくれる。

受講前のスキルや目標に合わせて、オーダーメイドの学習計画と教材を作成していく。

 

 

 

 

 

 

自分に合った仕事を探すために

 

 

スキルアップをしたら、次は仕事を探すことになると思います。

 

仕事を探す場合、ハローワークに行く。

ハローワークには、障害者雇用の窓口もあります。

障害者雇用についての記事を以前書いたので、併せてお読みください。

 

発達障害 障害者雇用について調べてみました。
発達障害の就労の形として、『障害者雇用』があります。障害者雇用とは、どのようなものなのか?どのような形態の就労なのか?仕事内容や給与について調べてみました。

 

ハローワーク以外にも、企業での就職活動もあります。

自分のスキルや、働きたい形態を数多くの登録企業から探すことができるという事ができます。

 

 

リンクビー

 

リンクビーは発達障害専門の就労支援サービスです。

◎発達障害専門のカリキュラムが用意されている。

◎コミュニケーションスキルを身に着け、実践的な職業トレーニングもできる。

◎企業ネットワークがあり、就職活動全般のサポート

 

リンクビーのような専門の方に相談するという方法もありますね。

 



 

 

就職するために、就職してから

 

就職するために、スキルアップしたり、就職活動したり。

いざ、就職しても自分に合わないかもしれない。

人間関係が辛いかもしれない。

 

そうならない為に、じっくり探すことをお勧めします。

専門の方に相談しながら決める事が一番だと思います。

 

ネスケの場合

ネスケは、クローズで働いています。

今の会社で働いている時に発達障害と診断され、会社には告げずにそのまま働いています。

クローズな上に、自分の特性には合わない『接客業』です。

先日、コロナウイルスの影響で一週間在宅となりました。

その在宅中、『家から出なくても苦にならず、人と接しない分とても楽だ。』と、私が仕事から帰ってくると話していました。

その経験から、今ネスケは在宅で出来る仕事を探しています。

もしくは、在宅で働くために勉強をしています。

無理に会社での雑談をする事も無く、人にどう思われるか気にもせず、ミスをしてしまうかもしれないという思いもなく、1人で人と接する事のない仕事。

それが、ネスケには合っているのかもしれません。

自分の特性に合わない仕事は、とても辛いと傍で見ている私も感じています。

実際、ネスケは二次障害を起こしかけた事もあります。

 

どうか、自分に合った仕事を探してください。